シスチン尿症へのチオラ錠の供給問題について
シスチン尿症に対する唯一の治療薬であるチオプロニン(チオラ錠)の原材料供給に問題が生じ、生産不可能になっています。また、供給再開の見通しも立っていないとのことです。詳細は添付のマイラン製薬からの文書(①)をご参照ください。
本剤の適応は、慢性肝疾患における肝機能の改善、初期老人性皮質白内障、水銀中毒時の水銀排泄増加、シスチン尿症などです。シスチン尿症以外の適応症には代替薬が存在することから、マイラン製薬としてはチオラ錠の使用を可能な限りシスチン尿症患者に限定し、供給を維持したいとのことでした。このことについては、厚労省からも通知(②)が発出されています。
さらに、マイラン製薬ではチオラ錠を処方中のシスチン尿症の患者数、使用量、担当医師と所属、処方元(保険薬局)などを調査したいようです(③)。現在処方中であれば、マイラン製薬の担当者に連絡を取られてみてください。シスチン尿症は、泌尿器科で治療されている症例もあるとのことですので、可能でしたら泌尿器科の先生方にも情報共有をお願い致します。
本剤の適応は、慢性肝疾患における肝機能の改善、初期老人性皮質白内障、水銀中毒時の水銀排泄増加、シスチン尿症などです。シスチン尿症以外の適応症には代替薬が存在することから、マイラン製薬としてはチオラ錠の使用を可能な限りシスチン尿症患者に限定し、供給を維持したいとのことでした。このことについては、厚労省からも通知(②)が発出されています。
さらに、マイラン製薬ではチオラ錠を処方中のシスチン尿症の患者数、使用量、担当医師と所属、処方元(保険薬局)などを調査したいようです(③)。現在処方中であれば、マイラン製薬の担当者に連絡を取られてみてください。シスチン尿症は、泌尿器科で治療されている症例もあるとのことですので、可能でしたら泌尿器科の先生方にも情報共有をお願い致します。
令和3年3月30日
薬事委員会 中村公俊、伊藤哲哉、濱崎考史